彼女は俺を怨みながら死んだ。
高校時代の同級生の死に取り憑かれ、精神を病んだ瑞栞。
しかし恋人である陽葵に寄り添われ、やっと未来に光が芽生えはじめて──
そのとき、あの同級生の怨念としか思えない惨劇が始まった。
【第一章】彼女との夏
【第二章】みじめな欲望
【第三章】傷から病へ
【第四章】少しずつ歩くように
【第五章】言えないまま
【第六章】温かい味
【第七章】家族の時間
【第八章】君の寝顔
【第九章】初冬の日に
【第十章】砕け散る日々
【第十一章】壊れる前に
【第十二章】ふたりで
【第十三章】暮れて明けて
【第十四章】不穏な人影
【第十五章】行き詰まる真実
【第十六章】迫る狂気
【第十七章】切り落とした未来
【第十八章】呪いを継ぐ者
【第十九章】遺された優しさ
【第二十章】すべてを語れば
【第二十一章】過去にもぐる
【第二十二章】ほのかな香り
【第二十三章】もう生きられない
【第二十四章】白日へ
【第二十五章】約束があるから
