同性の幼なじみ・鈴里に想いを寄せる夕絽は、ふとしたきっかけで彼に告白する。
嫌悪される?
拒絶される?
──鈴里の行動は夕絽も予想しなかった、メッセアプリのグループに相談を持ちかける「アウティング」だった。
【SS】イニシアル
【SS】月を終えたら
【SS】蜃気楼だった君
【SS】桜が咲く頃には
白日の少年
【第一章】大切な君だから
【第二章】雨の夜
【第三章】引き裂く光
【第四章】味方はいない
【第五章】たとえ吐きたくても
【第六章】切断された心
【第七章】失われた居場所
【第八章】未来のために
【第九章】許されるのなら
【第十章】保健室
【第十一章】立ち向かって
【第十二章】ひとりじゃない
【第十三章】さらされたとしても
【第十四章】光のもとで
【第十五章】白日の少年
月光の少年
【第一章】見えない明日
【第二章】守るために
【第三章】醜い狂気
【第四章】家庭訪問
【第五章】寄り添える存在
【第六章】淡い灯火
【第七章】増える薬
【第八章】悪い夢
【第九章】最後のとき
【第十章】新しい日々
【第十一章】初めての平穏
【第十二章】教師失格
【第十三章】真夜中の終わり
【第十四章】月光の少年